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執筆者の写真横浜国立大学女子ラクロス部

引退ブログ⑪りお

20チームで主将を務めました。りおです。


始動時、自粛期間、初戦前日とブログを書いてきましたが、

今回は最後の引退ブログを書かせていただきます。




本日は、私たちが成し遂げたかった事の1つである「OG会」を開催させていただきました。


オンラインにはなってしまいましたが、創部された1期の方から幅広い年代のOGの方々にお会いすることができ、心から嬉しい想いと同時に、

こうして横浜国立大学女子ラクロス部の一員としてその場にいられることを強く誇りに思いました。


やはり、大学部活は自分たちだけで作ることはできません。日頃からOGの方々、サポーターの方々のご支援ご声援のおかげで成り立っているのだと再認識しました。


この場をお借りして感謝申し上げます。

いつもありがとうございます。





私たち4年生は、11/30に引退しました。

最終日の練習はアップから紅白戦まで様々な感情が入り混じり、

頼もしくなった後輩たち、本当に沢山お世話になったコーチの方々を見るたびに泣きそうになっていました。笑







4年間を振り返った時に思い出す瞬間は、

やはり試合が多い気がします。

(些細なことで呼吸困難になるほど笑い転げたり、練習後にジャージで美味しいものを食べに行ったり、あおと毎日のように帰りの電車で真面目な話をしたことも全部思い出せますが😂)






私は試合が好きです。



前日の夜から試合までの緊張感

直前の円陣

点をとって全員で駆け寄る瞬間

苦しい時間をみんなで守り抜いている時

ハーフタイムに修正して戦術を考え直す時間

コートとベンチ、応援席が一体となって盛り上がる瞬間

試合後にハイライト話をする時間




この楽しさが大好きで、

チームスポーツを続けてきました。




無観客試合に対する悔しさはありますが、

今年の特別大会は2戦とも本当に楽しくて、

今でも思い出すだけで胸が熱くなります。


ふらのインター、れんのドロー、らんのショットなど鮮明に脳裏に焼き付いているシーンはたくさんあります。



しかし、私たちは

去年からライバル意識の強かった日本女子体育大学に5-6で負けてしまいました。

去年同様1点差という結果で、決勝トーナメント進出すら果たせませんでした。



一部昇格を目指す私たちにとって、2部優勝は絶対条件でした。

後輩たちが今年の結果を自信にして来年入れ替え戦に臨めるように、私たちは2部優勝しなければなりませんでした。






今年、多くの人に支えられながら組織を強くすることができた自信はあります。



しかし、結果は1勝1敗、予選敗退です。

私は主将としてチームを引っ張ってきて、20チームがこのような結果に終わってしまったことに大きな責任を感じています。

横国は組織面でも技術面でもまだまだ弱く、満足できるものではなかったということを実感しました。



一部昇格を目指し、いつかはファイナル、決勝を目指すようなチームになるためには、

「ブレない強さ」が必要不可欠です。

基礎技術、スポーツメンタル、チームの雰囲気や流れの作り方、筋力トレーニング、人間関係、縦や横の繋がり、アスリート意識、外への興味、ラクロス偏差値など、様々な部分で私立強豪校に敵わないことが沢山あります。


私たちは、このギャップを埋めきることができませんでした。



異例な事態が続いた今年は苦労話が山ほどあります。

しかし、結果を残せなかったことが事実です。





後輩たちには、

20チームの弱さを踏み台に、ブレない強さを少しずつ築いていってほしいです。



自分に厳しい部員は多いですが、

もっと他人にも厳しく、伝え合って求め合って、

妥協することなく限りある部活生活にこだわってほしいです。


今はキツくても、

結果を残すことができた瞬間、全てが報われると思います。









競技人生14年間、

ここまで結果を求めたことは初めてでした。


試合が好きで勝つ瞬間が好き、ということは昔からずっと変わりませんが、

こんなにも誰かのために勝たなければいけないと強く思ったことはありませんでした。後輩、Bチーム、コーチ、両親、サポーターの方々のために勝ちたいと毎日思いながら練習してきました。


それほど、この1年間、私にとって周りの存在は本当に大きなもので、何度も何度も支えられていました。私の活力でした。

感謝してもしきれません。

本当にありがとうございました。







結果を残せなかった悔しさ情けなさや、沢山のものを奪っていったコロナウイルスへの恨みは未だにずっと心に残っています。



しかし、

素敵な先輩方の元でラクロスができたこと、

今シーズン、大好きな後輩たちと多くの壁を乗り越えながら本気で部活に向き合ってきたことは、一生の宝物です。


間違いなく、未来の自分が誇れる時間を創ることができました。





そう思えること、そのような経験をして成長できたことは決して当たり前ではないと思うと、


やはりこの部活に入って、

大学生活を懸けてよかったと心から思います。


最後の青春、最高でした。

ありがとうございました。





今後とも、横浜国立大学女子ラクロス部を宜しくお願い致します。

私もOGとして、チームを全力で支えていきます。






後輩たち、みんなならできる!!

ひかりさんを一部に連れて行ってください。

そして、今年は叶わなかったけどいつか飲みに行こうね。




2020/12/12  りお

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