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執筆者の写真横浜国立大学女子ラクロス部

引退して想うこと -もか-



こんにちは。

4年のもかです。

10月27日の突然の引退から、もう少しで1週間が経ちます。引退が決まってしまったあの瞬間はあまり実感がありませんでした。

しかしこれからみんなに会えない日々、ラクロスをしない日々が続くと思うと、実感するとともに、とても寂しい気持ちになっています。

大学内で誰かに会ったときは、思わず話しかけに行っちゃうと思います。笑




あの日から4年間を振り返って、部活への想いをここに記させていただきます。




まず、今までチームを応援してくださった、支えてくださった方々に、心より感謝申し上げます。

特に今年は試合会場が千葉や茨城など遠い場所が多いのにも関わらず、多くの人が来てくださいました。私自身、試合で歓声が聞こえたり(来てくださった方の応援は、本当に選手の心に届き、響いています)、嬉しい時は一緒に喜び、辛い時は寄り添って励ましてもらったりして、沢山の方からパワーをいただきました。

そのおかげで、ここまで続けることができました。本当にありがとうございました。



今だから言えることですが、去年の今頃は、私たちの学年にとって、私にとっても本当に大変な時期でした。家族の後輩には話しましたが、学年の絆が試される時だと思います。


私はラクロスを始めてから対人競技の難しさを感じ、楽しい時もありましたが、自分には向いていないなあ、と思うことの方が多かった思っています。

1.2年生の頃は、チームに何が足りないのか、自分は何ができるのかを考えることに必死でした。頼もしい先輩たちの背中をただ必死で追うことだけしかできませんでした。

特に2年生だったころの入れ替え戦は、先輩たちの力をもってしても一部の壁は高いんだと思ったことを、今でもよく覚えています。

それから怪我をして長期離脱をした時は、今から考えるとびっくりするくらい、

リハビリに部活を活用してやる!!

くらいの強い気持ちがありました。

ただ覚悟していた通り現実は厳しく、3年生の頃は自分の場所を部活に確立することができていなかったため、4年生で部活を続けることの意味をすごく考えました。


こんな私に後輩はついてきてくれるのか、ラクロスをここで続けることに価値はあるのか、本当に、すごく悩みました。



あれから1年が経って引退した今、同期は口を揃えて"後悔した"と言っていますが、私は、あまりそうは思っていません。

リーグに出ているか、いないかの違いも大きいかもしれません。大学の名前を背負って闘っているので、出ている人にしかわからない、相当なプレッシャーがあるはずです。

もちろん、あの時キャッチしていれば、シュートを決められていれば、といったシーンはたくさんありますが、それが自分の実力、全力でプレーした上での結果であり、手を抜いたものでは決してないからです。

リーグでプレーすることは出来なかったですが、その分後輩と力を合わせてプレーすることが出来たり、リーグ戦最後の2試合はスタッフに入って、ベンチメンバーを近くから支えることが出来ました。

学年関係なく幅広い人と関わることが出来ました。


4年生、Bチームの組織幹部になってから、良くも悪くもですが、責任がついて回ります。

自分のことだけを見るのではなく、チームのこと、一人一人を見て、支えることが求められます。

その責任を果たせたかはわかりませんが、最後の1年は、この責任があるからこそ、必死に頑張ってこれたのかと思います。

そして、自分自身、今年1年でより成長することが出来たと思います。

あの時、同期が私の気持ちを受け入れてくれていなかったら、今の私はありません。

本当にありがとう。

後日お手紙書きます。笑



部活で貴重な経験を積むことができて、本当に入ってよかったと思っています。

一生の思い出を形作ってくださった、先輩、後輩、コーチの方々、また4年間一緒にいてくれて、支えてくれた同期に本当に感謝しています。




来年以降も、チームは新しい4年生のもとで進んでいきます。

困難はあると思いますが、そういうときこそ1つになって、一部昇格へ向かっていってください。

来年も、素晴らしいチームを創ってくれると期待しています。

私はまだ大学にいるので、沢山応援に行きたいと思ってます!

今まで私たちを支えてくださった皆さん、これからも、変わらぬ熱いご声援をよろしくお願い致します!!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



#29 もか

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