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執筆者の写真横浜国立大学女子ラクロス部

引退して思うこと -まる-

こんにちは!4年のまるです。

今年度のチームに大きな、そして暖かいご声援をくださったみなさま本当にありがとうございました!


27日の明学vs千葉大学の結果で私たち4年生は引退しました。

今回は私の最後のブログ、引退するにあたっての想いを綴らせていただきます。



1年生の時見ていた4年生の背中は本当に大きくて、自分とはまだまだかけ離れた存在だなと思っていました。そんな選手に自分はあと3年後本当になれるのかな、と2016年チームを引退していった先輩方を見ていました。


そうして、2年生、3年生、、、とめまぐるしい日々の中、一生懸命駆け抜けていたら、あっという間に4年生になっていました。

果たして、自分はあの時の先輩のように大きな背中で後輩たちを強く引張っることができていたのか…


正直自分には自信がありません。

もし一部昇格できていたら、そんなこと1mmも思わず、後輩に胸を張って自信満々に引退していたと思います。

情けない、悔しい。


振り返ると、今年のチームはキックオフからなんだか締まらない感じで、キックオフだけでなくリーグ期間に至るまでイレギュラーなハプニングばかり…

後輩たちにはたくさん不安な思いをさせてしまったと思います。本当に申し訳なく思っています。

それでも信じてついてきてくれたみんな。このチームで本当に一部に昇格したかったです。


多くの物を犠牲にしながらも、もがきながら一歩ずつ歩んできました。

自分のしたことが必ず正しいとは限らなかったし、自分ではない誰かならもっと良いDFを、もっと良いチームを作れたのかなぁとも思ったりします。


それでも、強く信じて進んできたから、歓喜に湧いた初戦の勝利、意地を見せた勝利、後輩が大きく飛躍してくれた勝利、自分たちの弱さを痛感した敗北、目標にはとどかなかった悔しい勝利…全てにみんなで一喜一憂できたのだと思います。


試合を重ねるごとに、ベンチも応援席もスッタフも心が一つになるのを感じました。

やっぱりこの部活でDFリーダーをできてよかったなと思います。



私は、死ぬほど負けず嫌いで、見栄っ張りで、かっこつけたがりで、みんなに心の内を素直に明かすタイプの人間ではありません。自分の弱いところ、必死になっている姿はあまり見せないように過ごしてきました。1、2年生の頃は特にそうだったと思います。


しかし、技術幹部としてみんなに支えられるようになってから、このチームで勝ちたいと強く思ったし、このチームを勝たせたいと思うようになりました。



「入れ替え戦の後、過呼吸になるくらい必死で悔しいって気持ちを常に前面に出しなよ」



自分のかっこつけたい部分とかもうどうでも良い。

勝ちたい。一部昇格したい。


そう思ってからは、むしろ熱いと言われるタイプの人間になっていったと思います。形振りかまっていられないくらい必死で1年間を過ごしました。



結果は本当に悔しくてたまらないし、毎日死にたいくらい悔しい。気丈に振舞っても、正直に言うと全く気持ちの切り替えはできていません。


だけど、このチームで戦えたことは自分にとっては宝物です。

死ぬほど悔しいけど、死ぬほど楽しかった1年間でした。


私にたくさんラクロスを教えてくださったコーチの皆さん、私についてきてくれた後輩、私を支えてくれて、いつでも信じてくれた同期のみんな本当にありがとうございました。


この4年間ラクロス部で自分が感じた悔しさ、楽しさ、嬉しさ、辛さを一生忘れないんだと思います。本当にありがとうございました。



これから私にできることは、限られているかもしれないですが、自分にできることはなんでもしたいと思っています。

自分が立てなかった一部の舞台に後輩が立てる日々を願っています。来年再来年と飛躍し続けてください。



最後に、これまで横浜国立大学女子ラクロス部を応援してくださったみなさま、暖かいご声援ありがとうございました。青色に染まるベンチを見るたびに勇気付けられていました。

これからも女子ラクロス部の応援をよろしくお願い致します。



#36 まる


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