こんにちは!4年のきのです。
引退してから1週間が経ちました。
いろいろな方から「お疲れ様」と声をかけていただき、
今までたくさんの方に応援していただいていたことを改めて感じました。
遠方の試合まで足を運んでくださった方、初めましてで応援の言葉をくださった方、
2019年チームにあたたかいご声援をくださった皆様、本当にありがとうございました!
1週間も経てば気持ちが切り替えられているかなぁ…
なんて思っていましたが、そんなことはなくて、
お風呂に入っているとき、卒論を書いているとき、ラグビーのニュースを見ているとき、
ふと部活のことが湧いてきて、引退の日の悔しさを思い出します。
でも時間が経つにつれ、最近では悔しさばかりではなく、
楽しく充実した日々を思い出すことも増えてきました。
もうすでに何人もの4年生が素敵な言葉でブログに綴っていますが、
私も4年間の部活動への想いを書きたいと思います。
私は高校までバスケをしていました。
大学に入って初めてラクロスというスポーツを知り、
「バスケと似ているし、なんか面白そう」と思って始めました。
ただやってみると、パスは全部下にいくし、キャッチはできないし、ルールも違う
なんだこれ、全然思うようにできない、とラクロスの難しさを感じました。
そこから練習を重ねて、2年生では試合に出してもらえるようになりました。
しかし、昇格できると信じきっていた2017年チームの入れ替え戦は
2部残留という結果に。1部との壁を痛感しました。
この時から私の中で、これではだめだと気持ちの変化があったような気がします。
3年生ではチームとして戦うことの難しさを感じました。
7人で守り切るには、このチームで自分がすべきことは、と考え始めました。
そして4年生。
チーム目標を考えるところから最後の1年がスタートしました。
そこからの1年間は本当にあっという間でした。
振りかえってみると、やはり後悔は出てきてしまいます。
あの時のミスがなければとか、あの時ああ言っていればとか、
もっとやるべきことがあったんじゃないかとか、、
高校の時から人を生かすのではなく、生かされて初めて生きるタイプで、
自分がなにか指示を出したり、指摘したりすることが苦手でした。
でも4年になってこれではいけないと変わろうと思っても、
そうすぐには変われず、ずっと苦しんでいました。
4年生になってもスタートとベンチを行き来していて、
コート内でも外でも頼りない4年生だったと思います。
一部昇格の目標を果たせないまま引退、結果にも悔いが残ります。
一部昇格をみんなで喜びたかったし、
後輩が一部の舞台で戦っている姿を見たかった。
でも、みんなからもらった、みんなと味わった感動を思うと、
この部活に入ってよかったと自信を持って言えます。
みんなとラクロスして朝から元気をもらったり、
後輩の頼もしい姿が見られたり、
同期がチームを引っ張っていたり、
マネージャーの頑張りが見えたり、
試合毎に一緒に喜んだり悲しんだり悔しがったりしたり、
そんな毎日が本当にかけがえのないものでした。
みんなとラクロスをすることで、
ラクロスが楽しいと感じるようになりました。
みんなの頑張りを見ることで、
自分も頑張らないとと気持ちを高めてくれました。
そして、たくさんのことを学ばせてもらいました。
特に同期には、チームのことも自分の長所も欠点も、
色々なことに気付かせてくれました。刺激をくれました。
最後まで迷惑をかけ続けてしまってごめんね。
でも本当にみんな尊敬できる、大切な仲間ができました。
部活を続けてきたからこそ出会えた宝です。
最後まで、ありがとう。
そしてこれからも末永くよろしく。
この4年間で、ここでしか得られない大切なものを得ることができました。
関わってきた人たちには本当に感謝しかありません。
一部昇格の目標は、後輩たちに託します。
素敵なチームを築いていってね。全力で応援しています。
今まで応援してくださった皆様、
今後も横浜国立大学女子ラクロスをよろしくお願いいたします。
だらだら長くなってしまいましたが、
最後まで読んでいただきありがとうございました。
#78 きの
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