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執筆者の写真横浜国立大学女子ラクロス部

引退して思うこと -いろは-

更新日:2019年11月2日

こんばんは!4年のいろはです。

すでに各SNSで皆さんにお伝えした通り、私達4年生は10月27日の明治学院大学vs千葉大学の結果を持ちまして、引退となりました。


これまで応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

特に今年度は、どの試合でも応援席が青色に染まっていて、確実に相手チームよりも多くの方々に応援に来ていただいているという実感がありました。

遠い会場が多い中で足を運んでくださったこと、感謝の気持ちでいっぱいです。




さて、タイトルの通り、4年間の部活動を終えて思うことを書かせていただきます。




まず率直に、終わりって突然だな、、と思いました。

最終戦を終えてから、10月27日か11月17日に引退すると決まっていたので当然突然ではないのですが…

突然だと思うくらいにはやりきれない気持ちが大きいということでしょうか。

正直、自分でもいまだによくわかりません。


ほとんど毎日顔を合わせていたみんなに会わなくなったことは寂しいけど、

卒論、入社前研修、バイト、、やることやろう~って結構前向きです。



でもやっぱり寂しいかな。笑



そして、この先決断の場面で思い出すだろうなってことがたくさんありました。

真面目か!って言われそうだし、きれいごとに見えることもあるかもしれないですが、

自分のためにも書かせてください。笑



男ラクも27日に引退が決まり、最後にヘッドコーチの方が

「いざ引退ということになると、あの時こうしておけばよかったと思うことが出てくる」

とお話していたのですが、

本当にその通りで、終わりが見えてくれば焦り、終わってみれば後悔。

というような感じで。


正直恥ずかしい話ですが、1,2年生の頃は部活ばっかりやってられないよ~!

と思っていて、自主練することもほとんどありませんでした。

最後の1年、基礎技術不足に悩まされたのはこの時のせいだと痛感しています。


あの時の自分に必要だったのは、

他を犠牲にしても(言い方が悪いかもしれませんが)1つのことに打ち込む勇気と、

周りの目を気にせずにできないことに取り組むこと。

(男ラクの中1人、野音で下手くそな壁打ちするのが恥ずかしかった…)

そしてそれを継続すること。


当たり前だけど、努力って絶対に必要です。

壁打ち大好きな後輩たち、絶対続けてね…



そして。

やりたいならやれ。というより、やりたくない気持ちがない限りやるべき。

何を、という話ですが、何をするにしても、です。


これもまた恥ずかしい話ですが、、

「自分なんかでいいのか。」

と悩んで立候補を取りやめてしまったことがありました。


チーム全体に関わることだったうえに、自分が得意なことではなかったことから挑戦しない選択をしてしまいました。


何事も平均以上、80点90点くらいで満足していた自分を変えるチャンス、

殻を破れると期待をかけてくれた仲間たち、

このどちらからも逃げてしまったと、ものすごく後悔しました。


誰のせいでもなく、紛れもなく自分の選択。

今までの自分がどれほど感覚的に決断してきたのかを痛感しました。


また、この部活のことでなかったらこんなに後悔しなかったとも思います。

それはやっぱり、自分なりに誠実に向き合ってきて、信頼関係を築いてきたつもりだったので、これまでの自分の取り組みを自分で裏切ってしまった気持ちがあるのだと思います。




結局のところ、「自分の意志でやる」ことの大切さを改めて感じ、

それができている人との差を痛感した4年間だったのかなと思います。


こういった「差」を感じられるのは、スポーツ、部活動のいいところですね。

(強豪校や厳しい部活からしたらぬるいかもしれないですが…)


差を感じたという点でいうと、他人と関わる力が乏しいなと感じた4年間でもありました。

昔から、自分から他人に関わるタイプではなかったので人とぶつかるということをあまり経験してきませんでした。

この部活を通して自分が経験したり、みんなから話を聞いたりして、

これは経験する度に、洞察力や広い意味での表現力があがるな…と思いました。


社会人になったここまで深く他人と関わることは減るかもな、と思うと

これもまた部活から学んだことになるなと思います。




…少し長くなってしまいました。

ここま自分のことを正直に書くと恥ずかしいですね…。笑

大したことでもないのに、読んでいただいてありがとうございます。




そして、これからも横浜国立大学女子ラクロス部の応援のほど、よろしくお願いします。





本当の最後に。

同期のみんなが同期でよかったと心から思います。

これからもよろしく。


#61 いろは

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