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執筆者の写真横浜国立大学女子ラクロス部

4年 なな 諦めきれないこと

こんにちは!

4年、ななです!

いつも横国女子ラクロス部を応援してくださっている皆様、ありがとうございます。


今回は、私らしいふざけた文章というよりかは、本心をぶつけます、、。


ついこの間、入れ替え戦中止と無観客試合が確定し、

それを知って頭が真っ白に。


なんで私の代で、こんなことに。


今年こそ、自分が夢に見ていた入れ替え戦のフィールドで、最高の仲間と「一部昇格」を果たせると思ってたのに。


今、リアルに受け止めないといけないものが、ずしっときてて気が重くて、

2月の末からラクロスと離れていたせいで、まったく実感がわかず、でもなんか重くて、これを聞いた日は眠れなくて涙が止まらなかった。

同期のあおと電話したけど、ふたりとも昔話みたいにラクロスの思い出を話してしまって、このまま私の4年間がどこに向かってくのかなーと、また気が重くなってしまって。



私は、4年のくせに、リーグ戦のベンチに選手として立ったことがない。

スタッフとして、ユニフォームを着ないで、みんなのプレーを見ていただけ。


悔しいことばっかり思い出してしまうのに、

こんなに上手くいかないのに、

試練ばっかりなのに、

ここにいたいと思うのは、まだ私が結果を出していないから。



「ななは毎日頑張っているね」

「努力しているね」

そういってくれる人はたくさんいるけれど、


「大事な試合、大事な場面でななを使いたい。」

「点決めてこい!思い切り走ってこい!任せたよ!」

本当はこれが欲しかった。



入れ替え戦のスタメンで名前を呼ばれて、自信に満ち溢れて「はい!」って返事して、試合前の円陣で皆と気持ちを1つにして、

勝ったらフィールドで叫んで、泣いて、みんなと抱き合いたかった。

そのときはどんな気持ちなんだろうって、毎日考えてワクワクして、

だから活動自粛になったとき、

「私にはこんなに強い思いがあるから、1人でだって、練習は余裕だ」

と思いながら、毎日の壁当て、ランニング、フットワーク、筋トレを丁寧にちゃんとこなしてきた。


これだけやってるんだから、自粛明けに上手くなったところを見せてやろう、と思った。



5月。「リーグ戦がなくなったら」を考え始めた瞬間、

これからの自分がやるべきことが見えなくて、このまま続けられると思えなくて、

もう引退した方が楽だ、なんて最低なことを考えた。


そう思ってしまうのは、自分が本気で「一部昇格」を目指せていないから?うわべだけのニセモノの言葉で、本当は簡単に諦められるような薄っぺらいものなのかも、、と思った。

前を向けず、逃げの思考に引っ張られて、自粛明けに見違えてやるぞって気持ちはとっくに消えてたまま、毎日のメニューをこなすだけ。


これだけできれてばいいだろうっていう自己満足でやってたのかも。


こんなフツーじゃないときに、すべてを100%でやったら、自分が壊れる。


そう思ったけれど、私はすべてを全力でやらないとモヤモヤして、納得いかなくて、手を少しでも抜くと、失敗して後悔する。

まったく器用な人じゃないし、上手に生きれない

キャパはないのに、キャパ以上にいろんなこと背負って、一つ一つにとんでもなく使命感を感じて、自分に嫌気がさしながらもなんとかちゃんとやって、それが私のやり方で。


効率なんて考えられなくて、100でぶつかるからこそ、「これが自分だ」っていう実感があって、それに応えてくれる人と支えてくれる人がいて、だからこの私らしさを貫いてこれた。

100でやらなきゃ私じゃないから、だから今の半端な自分が嫌いで、この状況が腹立たしくて、ぶつけられずにあるこの気持ちが、どんどん私をダメにしていく気がする、、。


勝手にこのまま気持ちが沈む前にリーグ戦がなくなってしまえば、自分のせいじゃなくて、この状況のせいって言える。



でも、本当にそれでいいのか、、?

私が100でできることは、入れ替え戦のないリーグ戦の中にもあるんじゃない?


私は入れ替え戦で一部昇格するためだけに100でやってこれたんじゃない。

きっとまだまだ探せる。

ここで折れたら、一生、本当に一生、死ぬまで後悔する。

それだけ私は、この大学での部活にかけてきた。大きな意味があった。

つらかった。でも、結局こんなに本気でこんなに向き合えるものがあって、信じてくれる人がいて、

それを結果として最高の形で終わらせたい、結果で見せたい。


入れ替え戦がなくても形にできるもの

一部昇格と同じくらいの価値をおけるものってなんなのか。


これから本気で探していきたい。


育成係として、キラキラ輝く一年生に関わり、

OG係として、OGの皆さんから電話越しにたくさんのお話を聞き、温かい言葉をいただき、

4年として、同期と泣きながら電話して思いをぶつけ合い、

1人の部員として、コーチの皆さんが真剣に私の思いを聞いてくださり、


この自粛期間にも、私の背中を押してくれる人がたくさんいた。


だから私はどんな形でも、私のたくましい姿を見せて、恩返しがしたいです。

「私もななみたいに頑張ろう」って思って欲しいです。




だからまだ諦めずに前を向こう!

同期のみんな、つらいと思うけど、私たちなら何かを残せる!

後輩のみんな、一緒に2020チームでやりきろう。

そのために、私は私らしく、このチームでやれることを100%で頑張るよ!



4年 なな



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