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執筆者の写真横浜国立大学女子ラクロス部

2年 れん リーグに懸ける想い

更新日:2020年6月16日

こんにちは!2年のれんです。

ブログを書くことが決まってから何について書こうかなといろいろ考えていましたが、同期がどういう風にブログを書くのかを見てから完成させようと思っていたので、まさかの初日でとても焦りました。

組織企画の「TELTEL坊主」で同期や先輩といろいろ話す中で、自分はラクロスに対する想いを話すことが多いので、自分のリーグへの想いを書きたいと思います。まとまりのない長い拙い文章になりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。


「一部昇格」

20チームの目標。

19チームの目標。

19チームで越えられなかった壁。

自分はラクロスについて考える時、最終的にいつもこの言葉にたどり着く。

なぜ自分たちは一部にいないのか。なぜ当たり前のように二部にいるのか。


初めから話が少し逸れてしまうが、自分の高校のバスケ部の先輩や同期には大学でラクロスを始めた人が多い。そしてそのほとんどが一部校で活躍している選手である。チケットを買わないと見ることができないくらい大きなグラウンドで大勢の観客がいる試合に出ている、というだけでとても羨ましいし、スタンドから見る先輩方は本当にキラキラしていてかっこよくて、周りの人に「○○大学のあの人うまくない?」と言われていて、ラクロス界で有名で、そういうところもやっぱり羨ましい。バスケだけでなく、ラクロスでも憧れの存在。そしてそういう先輩を見るたびに「なぜ、自分だけ二部にいるのか」と思ってしまう。


去年の12月に行われたウインターで横国は農大と合同チームを組み、関東で3位という結果を残すことができた。一部校に勝ち、決勝まであと一歩のところで負けてしまったものの、3位。もちろん負ける気はなかったが、正直ウインターが始まる前までは自分たちが3位になるとまでは想像していなかった。自分の中でこのウインターでの経験がかなり自信に繋がっている。ウインターを通して自分の力も少しは通用するということや、チームの力、応援の力、同期や先輩の存在の大きさを感じた。

「全員が勝ちを信じて疑わないチームは強い」とコーチの方がおっしゃっていたが、本当にその通りだと思った。実際に自分はウインターの日体戦や日大戦でそれを強く感じた。今思い出しても、あの試合はみんなが勝ちを信じて疑っていなかったと思う。だから3位になれた。一部校にも勝てた。サマーのリベンジもできた。

でも、それと同時に一つ疑問が浮かんだ。

「なぜウインターで一部校に対してあれだけ戦えたのに、リーグでは同じ土俵にすら上がれないのか。」

同期と話せば話すほど自分たちが二部にいることが不思議に思えてくる。そして、「絶対にやってやる」という気持ちになる。「一部昇格」は通過点だと思える。まだたったの1年しか一緒にいないのに、もう既に自分にとって同期の存在はとても大きい。常に上を見てラクロスと真剣に向き合って、時には自分に対して勇気を出して指摘してくれる同期には本当にたくさんの刺激をもらっているし、助けられている。いつもありがとう。


ここで本題のリーグに話を戻すと、去年自分は先輩方と共にリーグという大きな舞台でメンバーの1人として戦った。初戦から4戦目まではとにかく自分のことで精一杯で、最終戦でやっと「楽しい」と思いながらプレーできたことを覚えている。

結果は「二部残留」。入れ替え戦まであと1点、届かなかった。決して結果が全てという訳ではないが、目標に向かって少なからず何かを犠牲にして必死に頑張ってきたのなら、目標を達成できなければどこかに必ず後悔は残る。本当に悔しかった。入れ替え戦に進み、「一部昇格」して、コーチの方々や先輩方、同期と一緒に喜び合いたかった。

今でも去年のリーグのことが頭に浮かぶことがある。

日女体戦であの時もっと早くフォローに寄れていれば、

千葉大戦で裏からフィードでもらったゴール前のショットを決め切れていれば、

大東戦でフリシューを下に打っていれば、

明学戦であのパスをもっと早く出してインターされていなければ、

国士館戦で左横からパイプライン沿いに抜いたゴール前のショットを決めていれば、

あの1点を決めていれば、あの1点を抑えていれば、入れ替え戦にいけたのに。

リーグで初めてショットを決めた時のことはもちろん覚えている。すごくすごく嬉しかった。でも、それ以上に今でもはっきりと思い出せる場面は「もしあの時こうしていれば」という後悔ばかり。

1年生だから。初心者だから。まだ試合に慣れてないから。もちろんそう思って試合に臨んでいた訳ではないが、そんな言い訳なんてリーグでは全く通用しないということを痛感した。相手は自分がどうであれ、本気でぶつかってくる。勝つために。

基礎もままならない自分を試合で使ってくださったコーチの方々や幹部の先輩、「れんなら大丈夫」といつも励ましてくださった先輩方に今年のリーグで成長した姿を見せることで、試合に勝つことで恩返しがしたい。「れん頑張れ」といつも1番近くで応援してくれて支えてくれた同期を今度は自分が支えながら、高め合いながら一緒に戦いたい。



このコロナによる自粛期間があったことでラクロスと向き合う時間が増えた。

なぜ自由に使える時間が多い大学生活をラクロスに費やすのか。

なぜ毎朝4時半に起きて朝練に行くのか。

何のためにきついトレーニングをするのか。

何のために何時間もミーティングをするのか。

全ては目標を達成するため。未来で"誇る"ため。夢を叶えるため。「一部昇格」するため。

今年の目標を達成するためにも、去年の悔しさを晴らすためにも、未来で"誇る"ためにも、同期との夢を叶えるためにも、自分の夢を叶えるためにも、絶対に20チームで「一部昇格」を成し遂げる。

そのために自分に何ができるか。チームが自分に求めることは何か。

自分がやらなければならないことをちゃんと理解して、それ以上の力をつけて今年のリーグを迎えられるように、今できることを全力でやっていきたい。

そして、今年のリーグでは去年と比にならないくらい成長した姿をコーチの方々や応援してくださるOGの先輩方、サポーターの方々に見せられるように頑張りたい。





自分にはある人との約束がある。

それは「一部で戦う姿を見せる」こと。

これが自分の原動力。

絶対に約束を果たす。見ていてください。




とても長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

これからも横浜国立大学女子ラクロス部をよろしくお願い致します!

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