top of page
検索
執筆者の写真横浜国立大学女子ラクロス部

2年 せん 今の気持ち


どうもこんにちは。2年のせんです。


私はこの機会を借りて、自粛期間で溜まっている今の気持ちをぶつけたいと思います。


皆さん自粛期間どうお過ごしですか。学校が始まってから色々忙しくなっている人もいるでしょう。私は正直、暇で暇でしょうがないと思う時もありました。私は忙しいのが大好きなのですが、この有り余ってるエネルギーをどこに費やせばいいのか、常に刺激が欲しくてしょうがなかった時もあります。もはや朝何のために起きればいいのかすら分からなくなりましたね。


ですが、


そこに理由を与えてくれた、つまらない生活に刺激を与えてくれたのが、


横国女子ラクロス部なんです。





自主練メニュー、毎朝の筋トレ、分析力を磨くミーティング、


部活の一員だからこそ何でもない日常を豊かにしてくれたのです。


ですが、みんなとの練習の方が楽しいのは当たり前です。試合もなかったらモチベーションも上がりにくいです。私は正直自主練が苦手で、みんなとやるからこそ燃えることができたのに、一人で燃えてもつまらないと思っていました。


でもやってみると意外と新しい価値観を見出すことができました。


私は別に、綺麗事だと思って言っているわけではありません。


例えば毎週水曜日5kmのタイムトライアルをする時。正直私は一人で走ったことなんてありません。いつも誰かしら競争する相手がいて、だからこそ自分が全力を出し切れました。でも一人で走ってみたら、意外と自分との戦いに燃えている自分がいました。「この前はあんなに走れたのに」という悔しさが自分の意欲をかき立てたのです。


クロスワークもそうです。できないからいいやと思っている自分がいる時、レベルの高いクロスワークがグループで共有されているのを見た時、挑戦したいという衝動を急に得ることができるのです。


グループで自分の筋トレを共有する時もそうです。自分で自分の筋トレのビデオを撮ってグループに送る時、高度な知識や多様な経験を持ち備えたコーチが自分だけに対してアドバイスをしてくれるのです。こんな貴重な機会なんてありますかね。


私は大学に入るまで、「部活」に入ったことがありません。スポーツは大好きでしたが、中学、高校はブラジルにいた関係で、日本の部活を経験したことがないのです。


大学に入って、「部活」って何だろう。という興味で入ったのですが、その中で見出せる価値は、限りないものだと知りました。


「部活」は、毎日一緒にいて、技術を高め合っていく中で、繋がりを強めていくものなのだと思っていました。毎日の練習が強制されているからこそ、団体における団結も強くなっていくのだと思っていました。


ですが、自粛期間を得て、毎日会えることもなく、ラクロスの練習すらできない中、このチームは、いつまでも繋がりを強く持っています。それは、これまで培ってきたチームに対する「愛着心」が、ラクロスの練習に関係なく、団体を強く結びつけているからなのではないでしょうか。


私はこの自粛期間を得て改めて「部活」の魅力を感じることができました。これまで「部活」は、ただ強制されているだけ、ただやらされているだけというような印象がありました。ですが、チームメイト一人一人のチーム全体を想う感情は、自然と強い結びつきを生むのだと思います。だからこそ個々がチームに対して、自発的努力やコミットメントを発揮することができるのだと思います。


私はこの部活に入って、いつもの日常が、限りなく充実したものとなりました。自分の人生を充実にさせるものというのは、正直何でもいいんじゃないかと思います。


ですがそれは、何かしらの「きっかけ」があってからこそ、自分にとって充実したものになるのだと思います。


私にとってその「きっかけ」は、この横国女子ラクロス部に入ることでした。


そんな事を私は自粛期間を得て改めて考えることができました。そしてそれが、今の正直な気持ちでもあります。



この期間で得たものは、チームにとってもこれからの「強さ」になるんじゃないかと思います。



ここまで読んでくれてありがとうございました。これからもよろしくお願いします!




閲覧数:110回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Commentaires


bottom of page